12月に入ってから、一気に寒くなりました。
お金がない私は、暖房など使いませんので、部屋が寒くて・・・。
私の部屋は、
角部屋で北側が外 & 南側は隣の部屋 & 窓は東で晴れていても日中に日が差してこない、
という配置なので、特に寒いのです。
なんなら外の方が暖かいまであります。
部屋の中で吐く息が白く、手が震えています。
というように寒いこともあり、また節電プログラムにちょっとでも効果あるかとも思い、図書館に行っています。
契約社員としての勤務が決まったこともあり、非正規の仕事を探す必要がなくなりました。
それにより、仕事検索の時間がかなり減りましので、時間にやや余裕ができたこともあり、図書館へ行く時間が確保できています。
夏も図書館で涼んでいたのですが、冬も図書館は、私にとって天国です。
無料で利用でき、座れる、本を読めると、図書館は貧乏人の味方です。
宮城谷昌光さんの本を読む
以前から好きな宮城谷さんの本を読んでいます。
エッセイを読み、「呉漢」(ゴカン)を読み、次は「草原の風」を読もうかなと思っているところです。
以前は、エッセイの類は、読むことはなかったのですが、現在は、そういったものを好んで読みます。
作者自身の経験、考えなどを読むのが好きになりました。
夏は、司馬遼太郎さんのエッセイを読んでいました。
よく考えたら、個人ブログもエッセイみたいなもんですしね。
「呉漢」
宮城谷さんのエッセイを読んでから、次に読みたい本が思いつかなかったので、とりあえずで手に取ったのですが、面白かったです。
中国、前漢末期の話。
貧家に生まれ、農民から色々あって、最終的に後漢を建国する光武帝の軍のトップになり、天下統一のために戦っていく話です。
個人的には、軍のトップとなってからの後半の話より、農民から始まり、様々な経緯を経てトップになるまでの前半部分の方が面白かったですね。
また、印象に残った、といいますか、今の私の慰みにもなったシーンがあります。
呉漢が将軍になってから、農民のころから呉漢と行動をしてきた祇登(キトウ)が、呉漢の力についてある人物から聞かれた時に、詳細は省きますが
「呉漢は、長年の苦労があったからこそ、今の呉漢がある」
というような意味合いの回答をしたシーンです。
自分で言うのもなんですが。
私も、これまで苦労をしてきていますが、正直、この期間があったからこそ、多少ましな人間になれたかなあ、とも思います。
不遇の期間は、自分なりに様々なことを考え、反省、改善してきた期間であり、その今の私から見ると、以前の私は、ダメダメな人間であったように思います。
そして、その苦労が呉漢の精神を育て、それが結果として、将軍になる、将軍になった後の力となっている、という点は、
私もこの先、この苦労で得たことが、将来に良い影響を与えることになるかもしれないと考えると、今の不遇にも意味はあった、と考えられます。
そう考えることで、今の不遇を耐える理由とするのは、悪くないかと思っています。
成功者の中にも、最初から恵まれているわけではなく、大変な苦労をされている方もたくさんおられますし。
私も最後に笑えたら・・・。
成功者と言われたら・・・。
あとがき
勤務開始が来年からで、時間ができましので、適当に本を読んで過ごそうかと思います。
もちろん、正社員求人への応募は続けていきます。
よく考えたら、私は、ほぼ全ての雇用形態を経験することになりました。
正社員(ブラック企業)→アルバイト→日雇い、短期アルバイト→派遣社員→契約社員
ほぼ底辺を経験し、それからは、一歩ずつ上がっている、とも言えなくないです。
次は、順番的に、ホワイト企業正社員かなあ(笑)。
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