これまで、低収入であったこともあり、生活にかかる物をできるだけ安く済ませようとしてきました。
その中で、たくさんの失敗をしてきました。
とりあえず安いもの、と考え、購入した結果、長持ちせず、結局そこそこの値段の物を買っていたほうが安くついた、という失敗を。
やはり、安いものは、安い理由がありますね。
安物Tシャツ
昔、4枚500円ぐらいのシャツを買ったことがあります。
見つけた時は、
「安い!Tシャツなんて下に着るものだし何でもいい。これでお金が節約できる」
と、喜んでました。
しかし、購入後、一週間ほどでしたか。
他のTシャツと一緒に干していた時に、ふと気づきました。
「あれ?このシャツ、他に比べて丈が短くね?」
と。
着てみても、明らかに短いのです。下手したら、へそが見えるw。
一回洗濯しただけで縮んでしまったようなのです。
他のシャツは、一年以上着ているシャツなのですが・・・。
仕方なく、これは雑巾代わりに使用して処分しました。
500円を捨てたに等しく、さらに新しいシャツを購入することになったため、結局高くついてしまいました。
安物の革靴
ある仕事で、派遣先が百貨店地下の売場であり、そこでは、革靴が必須でした。
百貨店は、やはり見た目、服装に関しても規定があり、たとえ売り場でなくとも、ワイシャツ、スラックス、革靴、と決まっていました。
私の仕事は、荷受けと倉庫内作業。
倉庫から商品を売場に出す作業であったため、動き回りますし、立ったりしゃがんだりを繰り返します。
すぐに汚れますし、傷だらけになるだろうと考え、一番安い革靴で済まそうと考えました。
そして、いくつかの店を回ったところ、2000円という大変安い革靴を見つけ、それを使用することにしました。
しかし、その靴は、使用して大体1~2カ月でダメになりました。
すぐに表面の革がはがれましたし、ソールとアッパーの境も破れました。
(ソール:靴底 アッパー:靴底を除いた靴の上部全体のこと)
「まあ、安物だし、こんだけ動き回っていればこんなものだろう。」
と考え、それをしばらく、履きつぶしては購入する ことを繰り返していました。
しかし、ある時。
たまたま、動きやすい、という謳い文句のアシックスの革靴を見つけました。
「アシックスなら結構しっかりしているんじゃないか。案外持つかもしれない」
と考え、7000円程のアシックスの革靴を購入しました。
(7000円でも革靴としては結構安いと思いますが)
この時は、
「2000円が1~2カ月だから、7000円で3ヶ月ちょっともてばいいかな」
と思っていました。
結果
7000円の靴は、1年もちましたw。
流石に1年後は、ふにゃふにゃにはなっていましたがw。
2000円の靴の場合、2カ月で潰れたとしたら、1年では
2000×6=12000円
このぐらいかかったことになります。
・・・
5000円の損です。
1ヶ月でダメになることもありましたし、さらに買う手間も考えれば、明らかに2000円の方は、無駄でした。
その他の安物買いの銭失い
安物タオルは、いつまでたっても糸くずが大量に出まくり。
ピンチハンガーは、洗濯バサミがすぐに折れる。
などなど。
安物を購入した結果、結局すぐ買い替える羽目になり、高くついた経験は何度もあります。
あとがき
安いものは、それなりの理由があるということですね。
また、品質だけでなく、使い方が変わる、ということもあるでしょうね。
高いものは、大事に使いますし、逆に安物は、
「安物だからいいや」
「また買えばいいや」
と考えてしまい、テキトウに扱ってしまいます。
そこそこいいものを購入し、大切に扱うことが、家計にも環境にもいいのかもしれません。
ホイホイ買い替えなくて済みますし、さらに買い替えないということは、
捨てない = ゴミがでない
ということになりますから、いいことずくめです。
まあ、私は、安物でも大事に使っています。
安物すらも高いと感じるほどの貧乏ですし、勿体ないのでw。
今後、収入が安定しても、この考えを大事にし、ものを大切に使用していきたいですね。