寿命について、以下のようなデータがありました。
未婚
男性の寿命中央値 67.2歳
女性の寿命中央値 80.9歳
有配偶者
男性の寿命中央値 81.6歳
女性の寿命中央値 78.6歳
ちなみに、中央値とは
データを大きい（小さい）順に並べたときのちょうど真ん中の値です。
未婚男性の場合、67.2歳までに約半数が亡くなり、67.2歳以上で残りの約半数が亡くなっているということです。
「若い方は、皆独身だから。未婚の方が短いのは当然」
という意見もありますが、50歳以上に限定したデータも確認したところ、ほぼ同じでしたので、このデータを参考にして問題ないかと。
独身男性の寿命が短い
データを見る限り、男性の方が孤独を感じやすく、精神的に弱いみたいですね。
配偶者が亡くなった場合、後を追うように亡くなるのは、男性が多い、という意見もありました。
分からなくもないです。
私は、そこそこの期間、人と話すことがない時期がありました。
その後、非正規の仕事が決まり、仕事先で人と話す機会ができた時は、会話が楽しくて仕方ありませんでした。
友人と連絡をとった時も、「女性かよ！」と思うぐらいに長電話します(笑)。
独りでいるときは、寂しさを感じていましたので、その反動でしょうね。
67歳に亡くなると考えると・・・つまり、独身である私の人生、後20年・・・30年に満たないということですか。
いや、半数はそれ以上に生きられるので、そうとは限りませんが。
老後がない
後３０未満の人生か、とむなしく考えても仕方ないです。
逆に考えましょう。
老後を気にしなくてよいと。（・・・あれ、年金払わない方が正解？(笑)）
老後2000万とか気にしなくていいですね。
それまでに死にます。
67歳ということは、仕事を引退してすぐですね。
仕事に生きた場合、自分の人生は何だったんだ、という感じですね。
独身の場合、趣味に生きたほうが良いかもですね。
・・・
といいますか、これ、仕事が人生だった方が亡くなっているのでは？
引退して、生き甲斐がなくなり、配偶者もおらず、精神的に・・・という感じで。
女性の結果が面白い
女性の場合、有配偶者の方が寿命が短いんですよね
独身の方が長生きしています。
何なのでしょうか。
出産でエネルギーを消費してしまうとか？
いや、昔聞いた話は、
「女性は出産できるほどの身体、エネルギーがあるから、男性より長生き」
でした。
（別にデータはありません。昔どこかで聞いただけの話です）
また、結婚していても、離別or死別している場合、女性の寿命は、有配偶者よりのびます。
結婚済みの女性、夫に先立たれた場合の寿命中央値
離別・・・80.9歳
死別・・・91.0歳
夫がいないと長生き。
女性は孤独に強いということでしょうかね。
カップルが別れた場合、男性はいつまでも引きずり、女性は切り替えが早い、とも言われますし。
配偶者が亡くなった場合、
男性は、長いこと辛いと感じ精神的に疲弊し、女性は上手く切り替えられ疲弊期間が短い、
ということかもしれません。
ただ、そうだとしても、配偶者有で何故女性の寿命が短いのか・・・。
結婚したら、女性は寿命が短くなるのか・・・。
・・・
いや、違いますね。短いわけではない。
有配偶者とは、つまり、夫より先に亡くなった場合に限っての年齢だからですね。
離別、死別のデータが示す通り、独身、結婚関係なく、女性の寿命は基本長いのでしょう。
配偶者有というのは、要するに相手が健在で、自分が先になくなる時の年齢です。
男性の方が寿命が短い
→妻の方が先に亡くなる場合は、短い寿命の男性よりさらに年齢が低いということ
→配偶者有で女性が亡くなる場合（夫に先立つ場合）の年齢は、当然他より低い
ということですかね。
上手くまとめられない(笑)。
女性は、基本的に長生きで、夫より先に亡くなることは、例外（いい表現が思いつかない）であるということ。
事実、死別、離別のデータが示す通り、結婚していても女性は、独身と変わらず寿命が長いです。
結婚したことで、女性の寿命が減っているわけではないでしょう。
あくまで、夫より先に亡くなった場合の年齢データです。
まあ、つまり、独身か配偶者有かで寿命に影響するのは、男性だけだということか。
あとがき
なんか、女性の寿命について考える方が長くなりました。
独身だから寿命が短い、と悲観していても仕方ないです。
元気なうちにやりたいことをやって楽しんでいけばよいのです。
・・・
宵越しの金は持たない、という言葉。ある意味正解なのかも。
使えるうちに使って楽しまないと。
