会社の愚痴を言う社員
非正規として様々な職場にて勤務しました。その中で、正社員の方から会社に対しての愚痴を聞くことがあるのですが、その時に聞いてみることがあります。
「では転職しては？」
と。
しかし、ほぼ全員がやりません。
やらない理由を並べるか、歯切れの悪い答えが返ってきます。
そして、その後も、会社の愚痴は言い続けます。
・・・
長期間就職活動で苦しんでいる私からすれば、空白期間なく、若く、現役社員という、喉から手が出るほど欲しい項目を全てもっているので、転職なんてどうとでもなると思うのですよね。
（この条件なら、今の私は、それなりの数の会社に合格できる自信がありますｗ）
未経験でも応募できる求人は、かなりの数ありますし、同じ業界、職種に限るのであれば、現役、経験者、ということでさらに有利です。
しかも現役なので焦る必要もなく、給与等を交渉し、納得できないなら断って今の職場にいればいい、という圧倒的に有利な状況です。
未経験、職歴が死んでいる私でも、書類選考通過することはあるのですから、彼らなら、受かる確率は、もっと高いでしょう。
しかし何故かやらない。
何故なのか。
転職をしようとしない理由
「いや無理」
「受からん」
「面倒」
「どこで何すればいいかわからんし」
上記のようなお言葉をいただきます。
①転職は不可能、という世間一般の認識を信じている
②面倒・・・多少の手間を取ることすら嫌がる
③調べることすらしない。
①転職は不可能 という間違った認識を信じている
一般的に、
・転職なんて簡単じゃない
・まず受からない
・時間がない
と思われています。
まあ、あながち間違いじゃないです。
簡単ではないです。
しかし、実際に就職活動をしている私からすれば、前述したように、彼らは、有利な条件がそろっています。
私のように要領が悪ければ別として、まあ受かりますよ。
条件、待遇の良い求人は、そこそこ出てきますし、今と同じ職種ということであれば、受かる可能性はぐんと上がります。
同じ職種で、給料を今より高く、などの条件で検索できますし、そうやって条件を絞れば、確認する求人数も少なく、時間もかかりません。
（私のように、未経験、全職種などで検索すると求人チェックに時間がかかりますがｗ）
一日、少しだけ求人をチェックすればよいのです。
そもそもの話、世間で
「難しい」
だの
「受からん」
とか言う人は、転職活動したことない人でしょう。
②面倒
・・・まあそうなんですが、不満があるなら、多少の面倒ぐらいすればよいのです。
結局、不満といっても、面倒をしてまで解消するほどではないということでしょうか。
・・・じゃあ、愚痴ばかり言うなよｗ、って話です。
③どうすればいいかわからん
・・・。
調べなさい。いい大人がｗ。
現在活動中の人に聞くとかでもいい。
なんなら私に聞いてくれてもいいのにｗ。
まあ、これも面倒ということなんでしょうか。
結局、不満はいうけど、そこまでして変える必要性を感じていないということなのでしょうね。
転職できないと考えているのに、給料に不満を言うのはおかしい
「今の会社の給料が低い。でも転職は、受かりっこない。」
・・・
つまりこういうことですか。
「私はどこからも必要とされない無能です。でも給料が少ないのはおかしい。」
←？？？
何を言っているのでしょうねｗ。
無能ならば、今の会社の評価は妥当ということなのでしょう。
「あなたは、どこの会社からも必要とされない程度の人間。ならば今の会社の評価は妥当であるのに、何故不満をいうのか」
ということです。
転職できない。採用されない。ということは、今の職場で、他の会社にアピールできるほどの業務をしておらず、また、自己研鑽もしていないということでしょう。
それで、会社に給料を求めるのはどうなのでしょう。
(不当に安い会社もあります。それは事実ですがｗ)
一度人材会社に登録してみればいい
これで自分の価値がわかります。
まあ、難しいだの言う方は、プライドだけは高そうなので、現実を見るのが怖くて、登録しないと思いますが。
忙しいからできない、とか言って逃げるでしょうね。
優秀な人はやはり違う
昔聞いた話ですが、
会社に不満
→上司に陳情したい
→仕事で成果を出して、その成果を持って発言力を増すように努める
→成果を出す
→それでも会社、上司が聞き入れない
→その成果を武器に他社へ転職
優秀な方は、ここまでされるらしい。
ここまでできるからこそ優秀なのですが。
不満を不満のままにせず、現状を改善するように持っていくという考え方。
これは見習いたいですね。
・あとがき
転職活動をしたくないけど、どうしても嫌なこと、不満があるなら、思い切って上層部に陳情するなりすればいいのです。
・・・まあ、私も会社勤めの経験がありますし、上司に意見するのが難しいのは承知しています。
ならば転職をすればいいのに、と思うのです。
とはいえ、昔の私も、現状を変えないで愚痴ばかり言う側の人間でしたので、そうなってしまう気持ちもわからなくはありませんが。
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