東京ガスから、節電ポイントがもらえる節電チャレンジ、というキャンペーンが開始されます。
私は、ほぼ、意味がないと思いながらも、一応登録しました。
なぜ意味がないかと言うと、私は、エアコンを長年使用しておらず、節約できるところは、既にしておりますので、これ以上節電するのはほぼ不可能だからです。
この節電キャンペーン、30分ごとの時間単位で、前年の使用量から標準的な使用量が決められます。
そして、標準的な使用量を基準とし、それを下回った分が節電量としてカウントされます。
1kWhで5ポイント。東京電力も同様です。
ちなみに
去年6月~7月における一人暮らしの平均電気代は、5100円です。(総務省)
私の電気使用量は、これの半分以下ですw。
平均を基準にしてもらえれば、私でも、もう少し恩恵があるのですがね。
私の標準的な電力量が判明
節電チャレンジ開始ということで、私の標準的な使用量(基準となる電力量)が判明しました。
日時:7/27日 10:30~20:30。
標準的な使用量は・・・
0~0.1kWh!
・・・あれ、少なくないですか?(間違ってないか二度見)
・・・うん。無理ですw。
一番多い時間帯が、19:00~19:30の0.1kWh。
他の時間帯は0~0.075kWhです。
再度確認しますが、1kWhごとに5ポイントです。
私の場合、この節電の時間帯、仮にブレーカー落として0kWhにしたとしても、1kWhにすら届きません。
計算したところ、全て0kWhにしても、節電量0.5kWh程です。
いや~、去年の私、節電頑張ってんなあ~アハハ・・・ハァ~。
19:00~19:30だけやや増えているですが、何が原因なんでしょうか?。
思い当たることは、パソコンの電源を入れることぐらいですね。
不平等感
この政府がすすめる電力会社の節電プログラム。不平等が過ぎますよね。
・普段から節電している方には恩恵ほぼ0
・節電プログラムを出していない電力会社と契約している方は、対象外の様子
・そもそもキャンペーンに個人でエントリーしないと対象外
”今まで、ガンガン電気使ってた人は、恩恵あげる。今まで節電していた方には何もやらん”、というシステムを推進するのが国の方針のようです。(2000ポイントは支給されますが)
これまで節電頑張っていない人にこそ、恩恵があるシステムです。
節電の恩恵が、人によって差があり、今まで真面目にしていた方より、節電知ったことか と垂れ流しにしていた方に恩恵を与える・・・。
これには、ちょっと不公平感がありますね。
どうせするなら、せめて、節電している人には、一律に恩恵があるようにすべきかと思います。
まあ、節電していない人に節電して欲しいのはわかりますが・・・。
さらにいうと、来年もこのキャンペーンがあるとすると、今年頑張った場合、来年には恩恵が受けられなくなります。(前年の使用量との比較なので)
また契約電力会社によって違う、という点も問題かと思います。
さらに個人でエントリーしないとダメ。(税金などは、勝手にとるくせに)
消費税無し、再エネ促進賦課金廃止、とかすれば、一律に恩恵あるのですが。
もっと言わせてもらうと、一般家庭で、恩恵があったとしても、1kWh=5ポイントなので、たかがしれていると思います。
そもそも、何故ポイントなのでしょうか。
節電自体は賛成
節電をすすめるのは良いことです。
特に現在、いい傾向だと思っていることが一つあります。
お店の冷房が抑えられていることです。
今まで、スーパーに入った時に、寒い、と感じることが多かったのですが、
現在、お店に入ったときの空気は、ちょうどいい感じです。
私は、冷房がキツイのが苦手で、大学ぐらいから常に長袖を着ています。
(大学も冷房がものすごく強かったので)
あとがき
先日、節電プログラムエントリー世帯数が、100万世帯超程度、というニュースがありました。
全体の2%程らしいです。
まあ、そうなりますよね。1kWh節電でたった5ポイントですし。
税金使って、たったの2%。
さらに言うと、このエントリーした世帯の中には、私のようにほぼ恩恵ない方も含まれていますので、まともにポイントもらえる方は、もっと少ないかと。
そんなプログラムを推奨する政府って・・・。
そして冬は、前年5%以上節電の世帯にポイントをだすとか・・・。
私、5%も削れませんよ。冷蔵庫止めないと(笑)
政府には頭の良い方が揃っていると思いますので、もっとよく考えてほしいものです。
どうせするなら、政治家たちのメリットではなく、国民の、国へのメリットを考えてほしいです。
一般人、貧乏人の現実がわからないようなら、庶民、貧乏人アドバイザーとして、私を雇ってくれませんかね(笑)