少し前から、株の情報が楽観的であるのがちょっと怖いです。
ネット上で表示される記事も楽観的なものが目につきます。
米国株は、
「下落相場にはならない」
「景気後退はこない」
「これから上昇する」
日本でも
「〇億円稼いだ人の~~」
「〇という株を一年前に保有していれば現在は~~」
「〇〇株で億り人に~~」
等々。
こういう情報を見ると、私は、
「もうじき下落相場になるのでは?」
逆に心配になりますw。
景気後退の予兆とされる逆イールドカーブが2022年にはすでに発生しており、7月には、42年ぶりの大きさになったとか。
(逆イールドカーブ・・・長期国債の利回りが短期国債利回りを下回る現象。景気後退の予兆とされる。私も説明できるほど完璧に理解していませんが・・・)
逆イールドが発生すると、平均一年半ほどで景気後退になるらしいです。
そして、逆イールド発生から景気後退に入る前まで、株価は上昇するそうです。
少なくとも過去は、そうなっています。
・・・今の状況がまさにそれなのでは?。
しかし、好調の状態だと、人は、それがずっと続くと考えがちです。
「今回は、景気後退にはならない」
と考えてしまうのですね。
現に今も、そういう情報がちらほら・・・。
まあ、あくまで過去はそうだった、という話なので、今回も景気後退するとは限りませんが。
個人的には、景気後退が起こることで、新NISA開始など、投資環境への悪影響がでないかが心配です。
株の下落は、当然あり得ることであり、株は上下を繰り返しているのですが、景気後退が起きた時に
「損した。こんなことを奨めた政府は責任をとれ」
「庶民に損させることを奨める政府は~~」
「NISAなんてするべきではない」
なんて記事がマスコミから出ることが想像できます。
投資は、自己責任なんですけどね。
近年は、極一部の極端な主張を受けて軌道修正してしまうことが多いので、こんな報道によるNISAの見直し等あり得ないとも言い切れないんですよね。
(そしてNISA廃止とかね・・・税金とりたい〇〇省も賛成するでしょうしw)
あ、増税反対は、極一部の極端な意見ではないぞw。
増税は無し。
むしろ減税へ軌道修正すべき・・・減税してくださいw
増税反対派の専門家の意見に、まともに反論、議論できている増税派を見たことがないので。
(話を逸らすか、「ご意見を踏まえてよく考え~」などと言ってその場は逃げて、結局もその後も増税は必要と主張(反対派の理論には絶対触れない)。反対派の理論に、面と向かってまともに返答できている人を、少なくとも私は見たことがないのです・・・)