てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

【毒親】過干渉

これまで書いてきた我が家の親の言動は、毒親の特徴の中では、特に過干渉に該当するようです。

過干渉は、世間体を過度に気にする親の特徴です。

世間体を気にするが故に、子どもに一般常識・・・いえ、親が常識と考えることを強要します。

仮にその通りにしても褒めたりはしません。

常識なので、できて当然なのです。

また、その当たり前のことをやっていないと、

「(世間に対して)みっともない」

と言い、責め立てます。

 

過干渉の特徴と問題点

特徴

 ①子どもの話を聞かない、さえぎる

 ②子どもの選択を尊重しない

 ③褒めない。責め立てる。

 ④交友関係に口出し

 ⑤子どもの全てを把握しようとする

 

子供への影響

 ・自尊心が過度に低い。自信がない

 ・無気力

 ・自分で物事を決められなくなる、考えない

 ・自立できなくなる


我が家の場合、特徴は、特に②③⑤が該当します。

子どもの希望を否定すること、また、子どもの選択を悪のように話し、親がああしろ、こうしろと決めることは、子どもの自尊心を失わせることにつながります。

「自分の選択はいつも間違っている」と考えるようになり、自分で物事を決められなくなります。無気力にもなります。

 

また、親が示した選択肢しか取れない、ということは、

自分で考えても仕方がない→自分で考えることが無駄

となり、考えることをしなくなります。

(これは会社でもありますね。上司に否定されてばかりいると、もう自分で考えるのをやめ、上司の言われることに黙って従うだけになります。)

 

私も、選択、結果に否定ばかりされていたので、自己肯定感が異常に低いです。

また、新しいことへの挑戦をしなくなりました。

好奇心もなくなり、たとえば、誰かに

「何かやりたいことはある?」

と聞かれても、本当に何もなく

「別にない」

と答えていました。

 

あとがき

毒親の影響があったとはいえ、この気質を親のせいにしていて、考えることを放棄してはいけないかと。

そうなった自分が、行ってきた行動、言動は、自分の責任であるので、自分のためになんとか直していくしかありません。

自分の人生は、自分の責任です。

自分の言動、行動は、たとえ、親が原因であったとしても、他人にとっては関係ありません。

本人がそういう人間であると見られます。

これからも自分として生きていくのは自分であり、親のせい、と言っていても始まらないので、直していくしかありません。

 

私は、自分で考え、新しいことに挑戦するように心がけています。

最初は、一歩の踏み出しが大変でしたが、少しずつ改善できているように思います。

ブログを始めたのも、新しいことへの挑戦です。

以前の私なら、絶対にやりませんでした。そもそも、興味すら持たなかったでしょう。

 

自尊心は、まだまだなのですが、小さな成功を積み重ねていくしかないかなあ、と考えてます。

何か良い改善方法があればよいのですがね。

 

私は、ずっと反抗していたので、親離れできない、ということはなかったと思っていましたが、

よく考えてみたところ、私は、こんな親であっても、大学の時点では、

 ”就職は家を出ないで実家から通勤できるところにしよう”

と考えていたので、自分がそうでないと思い込んでいただけで、親離れできていなかったのかもしれません。

 

家を出て本当によかったです。