てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

毒親とは話し合うだけ無駄でした

毒親について話が上がると、

「親とよく話し合え」

と言われることもあります。

話し合いで理解してもらえるなら、もちろんそれに越したことはないです。

しかし、話し合いで理解が得られるなら、その親は毒親ではないです。

私は、散々話し合った結果、(毒)親とは何を話しても無駄だとわかりました。

(本格的に話し合ったのは5年ぐらいですかね。我ながらよくやりました 仕事が決まっていなかったので逃げられない、という思いこみもありましたが)

散々話し合った私としては、毒親について、これだけは言えます。

毒親は治りません。

 

うちの親は、

 自分は、親として当然のことをしている

 子どものことを心配している、愛情を持っている

と、本気で思っているので、いくら言っても無駄なのです。

話し合いで、反省、改善できるようなら、毒親にはなっていません。

話し合いは徒労に終わりました。

逃げるしかありませんでした。

 

ちなみに

逃げて距離をとっても、毒親は毒親のままでした。

子どもが離れたことで、自分の行いを省みるなんてことは、絶対にしませんでした。

なので近づかないのが一番だったのです。

 

極々稀に、反省したという親もいるらしいですが、そういった記事を読んでみると、

「親が反省した」というよりは、「子どもの方が親を許した、憐れんだ」という感じでしたね。

 

話し合いに対する親側の姿勢

話し合いの間、ずっと親がとっていた姿勢は、以下です。

①子どもの心配をしている

②話し合いを勝ち負けで考えている

③内容関係なく、親に意見することは悪いこと

④子どものせい

⑤親が被害者

 

①子供の心配という免罪符

自分が子どもの心配をしていると、本気で考えています。

子どもが心配だから言う。

それは当然であり、どこの家族もやっている。と。

(成人した)子どもの行動を管理し、親の言う通りにさせることが正しいと思っています。

親の考えこそが、社会で正しいことであり、その通りにしていれば人生は、上手く行く。

何も考えずに親の言いなりになることが子どものためである、と本気で考えています。

 

「子どものことが心配だから」

これを免罪符として、子どもに対して、過干渉、管理をしてくるのです。

 

②話し合いを勝ち負け と考えている。

私の親にとって、

親こそが絶対、トップであり、子どもの意見に頷くのは、負け

という考えがあります。

子どもの話に頷く = 自分が間違っていることを認める = 負け = 恥である

という発想です。

 

話し合い中に、何度も言われました。

「親に勝って嬉しいか!」

とw。

 

いや、話し合いは、勝ち負けじゃないしw。

さらに言うと、

「勝って嬉しいか」

という言葉が出てくる時点で、自分(親)の意見が間違っていることを、親自身わかっていますw。

子どもの話がわからないほど、親も馬鹿ではないのです。

話し合いをし、自分がおかしい(子どもの言い分に理がある)と気づきます。

しかし、上記のような考えがあるので、自分が悪い(旗色が悪い)とわかると、めちゃくちゃな理論を振りかざしたり、わめきだしたりします。

絶対にこちらの言葉に耳を貸しませんでした。

子どもの意見に頷くのは、何よりも恥ずかしいからです。(わめくよりも恥ずかしいみたいですねw)

 

よって、話し合いで解決は不可能でした。

 

③親に意見することは悪いこと

私の親は、

「親に向かって口答えするな」

「親に対して反論、意見することをあり得ない」

「親に逆らうことは悪いこと」

と考えていました。

親自身も、自分の親には、一度も逆らわなかったと自慢げにしていましたw。

 

反抗期は、人間として自立するために必要なことで、思春期に反抗期がないと、一人の人間として自立できない とも言われています。

つまり、私の親は、自立していないのですw。

まあ、そう感じられる場面もよく見ましたからね。

(父方の)祖父母に対して、父は、決して逆らわず、言いなりであり、何をするにも実家の目を気にしていましたから。(ある意味、マザコン、ファザコンと言ってもいい発言も)

 

というか、私も、思春期に反抗期がなかったらしいです。

思い返してみても、確かに、私は、自立できていませんでしたw。

しかし、私は、幸運なことに、社会人になってから周囲と自分の違いに気づき、そこから変わろうと、自立しようとしました。

そこで、親との対立が本格的に始まったので、私の反抗期は、どうやら23歳にきたようですw。

 

④子供のせいにする

「お前が、親が口出ししたくなるようなことをするからだ」

「お前が変なことするから」

「お前は問題児だ」

「お前の頭はおかしい」

といった感じで、親の過干渉を子どものせいにしてきます。

自分が悪くないとするために、子どもを悪者にしてきます。

非常に悪質です。

自分さえ悪く見られなければいいということで、子どもを平気で問題児扱いです。(”子どものため”ということと矛盾してますが、親はそれはそれと、言葉を濁しますw)

 

ちなみに、

上記セリフ、就職に関して、私が応募した会社をことごとく否定してきた時にも言われてたので、

「就職することの何がおかしい?」

と聞いたところ

「・・・。悪くはない。だけど、反対するような仕事に応募するお前が悪い」

「じゃあ、反対しない仕事って何?なんの仕事ならいいの?」

「・・・」

ここで、私の質問には答えられないので、話題を強引に変えるor大声で怒鳴りだします。

「大体お前は態度が悪い」

「こんな会社ばかり選んで応募するお前がおかしいんだ。」

・・・

答えになっていませんw

こっちは、何の仕事なら認めるのか? ときいているのにw

話がかみ合いませんw。

 

まあ、それはともかく、

全てを子どものせいにし、子どもの話に理があっても、無理やり子どもが悪い、という風に持っていくので、どうしようもありません。

 

⑤親が被害者づら

自身を被害者にしてきます。

毒親であることに目をつぶり、意見する子どもを責め立てます。

「心配しているだけなのに、なんで」

「親をそんなに責めて、親がそんなに悪いことした」(・・・したよw)

自分がしたことを棚に上げて、子どもに責められた自分がかわいそうな親、としてきます。

 

・・・

自分が殴っておいて、殴り返されたら泣きわめいて先生に被害を訴える子どもですねw。

当然、自分達が悪いなどという反省はしません。

親からすれば、

「自分(親)は、子どもに責められるかわいそうな親」

なのですから。

 

あとがき

いくら話しても無駄です。

反省できる人なら、毒親ではないのですから。

経験上、毒親からは逃げるしかないです。

 

ただ、調べていて知ったのですが、子どもが逃げても何が何でも追いかけてくる毒親もいるそうで。

その場合は、どうすればよいのでしょうかね。

警察呼ぶぐらいでしょうか。

一応、住民票閲覧を制限することもできるみたいですが、実際にできるんでしょうかね。

毒親の被害実証は難しそうですから。

(閲覧制限・・・親は家族の住所を調べようと思えば調べられる。それを防げる)

私の親は、一度、私の家まで来たことがありました。ドアの前でしばらくしゃべってましたが、ドアを開けずにずっと無視してたら、いなくなりました。(住民票から調べられたのかな?)

(この時も被害者ぶってましたね「親の言うことを聞かなかったお前が」「わざわざきたのに」「お前は酷い」等。←最初は「謝りに来た」と言っていたんですよw)

さいわい?我が親の場合、毒親ですが、世間体を異常に気にする人間であったので、ドアの前で暴れたりはしませんでしたが。

まあ暴れたら警察呼びますけど。

しかし、警察が理解してくれるかどうか。

親だから話し合えとか言われそうで・・・。

親に関しての問題は、本当に他人には理解されにくいので・・・。