てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

毒親の影響を認める そして改める

「毒親のせいにするな」

「親は関係ない。自分のせいだ」

とは、よく言われる言葉です。

自分が○○なのは、親のせいだ→親のせいにするな、自己責任だ。と。

 

私としては、毒親のせいにしてもよいと思います。

実際、親の影響は少なからずあるので。

 

問題は、その後です。

そのまま毒親のせいにし続けると、結局、毒親に縛られたままになってしまうので。

自分のためにも治しましょう。

そして、幸せになればよいのです。

毒親のことなど、どうでもよいものとし、自分の人生の幸せだけを考えて生きていけば。

 

毒親の異常性は、専門家も認めている

毒親の異常性、そして、子どもの性格に与える影響を、専門家も認めています。

そういう相談を受けている精神科医によると、毒親を見れば、すぐその異常性がわかるそうです。

なので、

「親は関係ない」

は違いますね。

 

仮に

「親が関係ない」

のなら、世に出回っている、

「子どもの育て方うんぬんかんぬん」

「子どもを〇〇大学に行かせるうんぬん」

の情報が、全て嘘になりますよw。

親の影響は、あるのです。

 

毒親の子供は、自己嫌悪しがち

毒親の子どもの特徴です。褒められず、否定ばかりされて育っているので、自分を否定ばかりします。

自己嫌悪が強い人間になっています。

 

まず、毒親のせい、とすることで、自分を責めることを止めることができます。

ただ、「毒親のせい」で止まってしまっては、本当に親のせいにしているだけの甘えた人間になってしまいます。

 

毒親のせいにしてもいいので、まずは自分の欠点と向き合う

「自分がこういう性格なのは、毒親のせい」

と認めてしまってよいかと思います。

それにより、自身の欠点を受け止められます。

 

人は、自分の悪い点を指摘されると、

「いや自分はそういう人間じゃない」

と必死に否定し、認めないものです。

 

認めないでいては、いつまでたっても自分を改めることはできません。

まずは、今の自分を受け入る必要があります。

毒親のせいにすることで、自身の欠点を把握しましょう。実際、毒親のせいでもあるので。

現状を認識し、原因がはっきりしたところで、対策を考えましょう。

 

自分のために改善していく

毒親のせいなのは、仕方ないです。

しかし、これからも、毒親のせいで、自身の性格がゆがんだままでいるのも悔しいです。

毒親のせいで、自分の人生が狂ったままになります。

自分の幸せのために、それを改善していくべきだと思います。

 

性格、心理を変えるのは、大変難しいです。

また、普通の親の元で育った人には、必要のない努力です。回り道です。

それはもう、仕方がない、としか言えないです。

現状が、そうなっているので、これから変えていくしかありません。

 

他人の言うことは気にするな

「親のせいにするな、自己責任だ」

と、他人は言いますが、そもそも多くの人は、自分のことを他人の、何かのせいにして、自分の責任とせず、改善しようとしていません。

・給料が低いのは、国が悪い、会社が悪い

・ミスをしたのは、○○が邪魔をするから~、調子が悪いから~

・親であれば、自分の行いを子どものせいにしたり

 

「就職氷河期は、自己責任だ」といいながら、自身の給与が低いのは、国のせい、会社のせいとしていますからねw。

氷河期が自己責任だと言うなら、あなたの状況も自己責任では?

 

なので、他人が言う「親のせいにするな、自己責任だ」は、そこまで気にしなくていいかと。

しかし、毒親に育てられた方は、そこで、「そうか。自分が悪いのか」、と考えてしまうのですよね。

 

私の場合

私は、会社員になるまで、親が毒親という意識はありませんでした。

今思えば、学生時代の時から、かなりあれな親だったのですが、正直、

”親はそういうもの”

と思ってしまっていました。

基本、親に従っていました。(洗脳)

 

しかし、社会人となり、自分が周りと違うことに気づき、そこから自分を変えようと試みました。

この時も、毒親という意識はなかったです。ただ自分のちょっと酷い性格、考えを改めようと思っていました。

 

しかし、そこから、親の毒親っぷりが酷くなりました。

 

毒親の特徴の一つとして、自分の精神年齢が低いがゆえに、自分を差し置いて大人になろうとする子どもの邪魔をする心理が働きます。

また、いつまでも自分の支配下に置いておきたいという心理もあります。

 

だからでしょうね。うちの親は、私が変わろうとすることを邪魔するために、必要以上に私を縛り付けようとしてきました。

そこで、私は、自分の親がおかしい(毒親である)ことに気づきました。

そして、自己肯定感がない、自分の意見がない、周りの顔色を(病的に)窺う、という駄目な部分を、毒親のせいとして受け止めることができました。

 

そこから、

親のせいで自分が欠陥人間に

→親のせいで自分の人生が狂ったままでたまるか、

という想いから、欠点を治そうとする姿勢が一層強くなった、というところがあります。

毒親のせいで自分の人生が狂ったままでいてたまるか、というエネルギーになりましたね。

なので、毒親のせいにするのも悪くないかと。

 

あとがき

毒親のせい、であることは間違いないので、そこについて他人に何か言われても気にしなくていいです。

他人が言うことは、気にしなくて良いです。

親の気持ちを理解する必要もないです。

 

”親に植え付けられた性格がよくない”

と、自分が思うなら、自身のために変えていきましょう。

 

自分の事、自分の幸せだけ考えてれば、そのうち親の事などどうでもよくなりますよ。

実際、私はなりました。