てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

我が家の毒親事情③報連相を求める

私の親の子供への干渉は、子どもの頃より成人してからの方が酷くなりました。

小中学校の時は、細かい報告を求めなかったのですが、大学、社会人になるにつれて、過干渉が酷くなりました。

おそらく、子どもの時は、親から離れる心配がなかったので、そこまで干渉せず、大人になると、自立してしまい、親から離れてしまうので、それを嫌がったのだと思います。

まあ、何かと ホウレンソウ を求められましたw。

 

①「誰とどこへ行って何をしたか、何を話したか言え」

まず最初に言っておきます。

このセリフを言われた時、私、社会人です。

 

会社の同僚と遊んできたときに言われた言葉です。

子どもじゃないですよ。働いている大人の男に対してですよ・・・。

 

友人と飲みに行き、深夜に帰宅し、自分の部屋へ行こうとしたとき、父親から

「おい! 誰とどこへ飲みに行って、どんな話をしたか話せよ!」

と、怒鳴られました。

 

いや、なんでだよw。

何故、怒鳴られなければいけないのか。何故いちいち報告しないといけないのか。

父親いわく

「帰ってきたんなら、その日に何をしてきたか話すのは家族として当然だろ」

とのこと。

 

・・・。

幼稚園とか小学生ならまだしも、私、働いている社会人ですよ?

 

家族のごく普通の会話としてそれを聞くにしても(それでも話の内容まで報告する必要はないと思いますがw)、怒鳴る必要ないです。

「誰と飲んできたんだ?」

と静かに、ちょっとした雑談のように聞けばよいだけです。

 

この時は、なんと返答したか覚えていませんが、まっとうな理屈で返答していたと思います。

父親が何も言い返せないで、イライラしながらも黙ったことは覚えていますので。

飲みに限らず、いちいち報告を求めてくるのは、本当に困ったものでした。

こちとら、いい大人。しかも男だぞ。

ほっとけとw。

このように、大人になっても、子どものことを把握し、管理しようとするのが毒親なのです。

 

②「いつ買った!なんで買った!」

・本

私に用があって、親が私の部屋へ来た時、私の部屋に置いてあった小説を見てこの発言をしてきました。

ちなみにこの時も、私は社会人です。

「なんだこれ。どうしたんだ」

「(どうもこうも・・)買ったの」

「いつ!?」

「いつでもいいでしょ」

「なんで買った!?」

「???」

 

いつでもいいだろw。

何でって・・・読みたいからだよw。

 

あまりにあれな発言でしたので、この時は、

「なんの用?」

を繰り返して、無理やりその話を終わらせました。

 

親の知らぬ間に、勝手に買い物してるとこれですよ。

そもそも”勝手に買い物”って言葉がなんだ、って話ですがw。

親の許可ないと何も買えんのか、って話です。

 

飲み物を買ったとき

「おい!〇〇!(私の名前)」

「何?」

「これ、お前が買ったのか」

「だからなに?」

「こんなもの買う必要ないだろ。買うな」

「何買って飲もうが俺の勝手でしょ」

ものすごい怒り顔で、

「こんなの買ってくるな!!」

※もう一度言いますが、この時、私 社会人です。

 

宝くじ

ふと思い立って、一度、宝くじを買ったことがあるのですが、

雑談の中で、宝くじを買ったことを伝えると、

「宝くじ買うのやめろ!」

「はい?」

その年で大金が手に入ったらどうするんだ。だめになるからやめろ」

「・・・」

 

どうせ当たらんから金の無駄になる、

というならわかるのですが、予想外の言葉が来ましたw。

「何言ってんの?」

流石にこの時は、父親も変なこと言っているのに気付いたのか、怒り顔のまま仕事場へ歩いていきましたがw。(親は、言い返せなくなると仕事場へ行くw)

 

③自分の部屋へ行こうとすると「どこへ行く?」

私が自分の部屋へ行こうとする度に

「どこへ行く?ここで家族とテレビ見てろよ」

と言われていました。

私が、自分の部屋へ行く場合、なんで部屋に行くのか理由を言わなければいけませんでした。

これも、社会人になっても続きました。

 

流石にこれは、何度も怒りましたが。

「いちいち理由がなければ自分の部屋に行ったら駄目なのか」

「家族でテレビ見てろよ。なんで部屋に行く」

なんか、家にいる以上、家族で過ごさないといけないらしいのです。我が家は。

基本、寝るとき以外に、自分の部屋にいると、私の部屋まで確認しに来ます。

「なにしてるんだ」

と。

 

学生・・高校までは、「勉強」で済ましていました。

大学は、この対策も兼ねて、アルバイトをこれでもかと入れていたので、

夜(21時半頃)に帰る → ご飯 → 風呂 → 寝るために部屋へ

という流れを作って逃げていました。

 

あとがき

まあ、監視と言いますか、私が何をしているかを隅々まで把握しようとしていましたね。

父は、いちいちケチをつけるので、遊びに行っても、欲しいものを買っても

「ああ楽しかった」

で済んだことが、一度もありません。

幼稚園とか小学生なら、まだわからなくはないのですが、

いい大人になった人間が購入するもの、することにいちいち本気で否定してくるのが、本当に嫌でした。

こんな親でしたので、子どものときは、当然好きなものなど買えませんでしたよ。

 

こうやって、子どものことを全て管理してしまうと、子どもは、自分で考えることをしなくなります。

私も自覚がありました。

周りの友人と違って自由がなく、何をするにも、まず最初に頭に浮かぶのが

「親がなんていうか。」

「親に聞いてみないと」

でしたから。

本当に、これは恥ずかしいことでしたね。

 

流石に社会人では、我が家は異常だ、と気づいていたので、話し合いで解決しようとしましたが、無駄でした。

自分(親)がそうしたいからするのです。

正しいとか、普通とか、関係ないのです。

話し合いなど無駄なのが毒親です。

話し合い・・・話が通じる、改善してくれるなら、毒親ではないです。

 

ここまで並べてきて、改めて思います。

私、よく20年以上あの家にいたなあ、とw。