私の親の子供への干渉は、子どもの頃より成人してからの方が酷くなりました。
小中学校の時は、細かい報告を求めなかったのですが、大学、社会人になるにつれて、過干渉が酷くなりました。
おそらく、子どもの時は、親から離れる心配がなかったので、そこまで干渉せず、大人になると、自立してしまい、親から離れてしまうので、それを嫌がったのだと思います。
まあ、何かと ホウレンソウ を求められましたw。
①「誰とどこへ行って何をしたか、何を話したか言え」
まず最初に言っておきます。
このセリフを言われた時、私、社会人です。
会社の同僚と遊んできたときに言われた言葉です。
子どもじゃないですよ。働いている大人の男に対してですよ・・・。
友人と飲みに行き、深夜に帰宅し、自分の部屋へ行こうとしたとき、父親から
「おい! 誰とどこへ飲みに行って、どんな話をしたか話せよ!」
と、怒鳴られました。
いや、なんでだよw。
何故、怒鳴られなければいけないのか。何故いちいち報告しないといけないのか。
父親いわく
「帰ってきたんなら、その日に何をしてきたか話すのは家族として当然だろ」
とのこと。
・・・。
幼稚園とか小学生ならまだしも、私、働いている社会人ですよ?
家族のごく普通の会話としてそれを聞くにしても(それでも話の内容まで報告する必要はないと思いますがw)、怒鳴る必要ないです。
「誰と飲んできたんだ?」
と静かに、ちょっとした雑談のように聞けばよいだけです。
この時は、なんと返答したか覚えていませんが、まっとうな理屈で返答していたと思います。
父親が何も言い返せないで、イライラしながらも黙ったことは覚えていますので。
飲みに限らず、いちいち報告を求めてくるのは、本当に困ったものでした。
こちとら、いい大人。しかも男だぞ。
ほっとけとw。
このように、大人になっても、子どものことを把握し、管理しようとするのが毒親なのです。
②「いつ買った!なんで買った!」
・本
私に用があって、親が私の部屋へ来た時、私の部屋に置いてあった小説を見てこの発言をしてきました。
ちなみにこの時も、私は社会人です。
「なんだこれ。どうしたんだ」
「(どうもこうも・・)買ったの」
「いつ!?」
「いつでもいいでしょ」
「なんで買った!?」
「???」
いつでもいいだろw。
何でって・・・読みたいからだよw。
あまりにあれな発言でしたので、この時は、
「なんの用?」
を繰り返して、無理やりその話を終わらせました。
親の知らぬ間に、勝手に買い物してるとこれですよ。
そもそも”勝手に買い物”って言葉がなんだ、って話ですがw。
親の許可ないと何も買えんのか、って話です。
飲み物を買ったとき
「おい!〇〇!(私の名前)」
「何?」
「これ、お前が買ったのか」
「だからなに?」
「こんなもの買う必要ないだろ。買うな」
「何買って飲もうが俺の勝手でしょ」
ものすごい怒り顔で、
「こんなの買ってくるな!!」
※もう一度言いますが、この時、私 社会人です。
宝くじ
ふと思い立って、一度、宝くじを買ったことがあるのですが、
雑談の中で、宝くじを買ったことを伝えると、
「宝くじ買うのやめろ!」
「はい?」
「その年で大金が手に入ったらどうするんだ。だめになるからやめろ」
「・・・」
どうせ当たらんから金の無駄になる、
というならわかるのですが、予想外の言葉が来ましたw。
「何言ってんの?」
流石にこの時は、父親も変なこと言っているのに気付いたのか、怒り顔のまま仕事場へ歩いていきましたがw。(親は、言い返せなくなると仕事場へ行くw)
③自分の部屋へ行こうとすると「どこへ行く?」
私が自分の部屋へ行こうとする度に
「どこへ行く?ここで家族とテレビ見てろよ」
と言われていました。
私が、自分の部屋へ行く場合、なんで部屋に行くのか理由を言わなければいけませんでした。
これも、社会人になっても続きました。
流石にこれは、何度も怒りましたが。
「いちいち理由がなければ自分の部屋に行ったら駄目なのか」
「家族でテレビ見てろよ。なんで部屋に行く」
なんか、家にいる以上、家族で過ごさないといけないらしいのです。我が家は。
基本、寝るとき以外に、自分の部屋にいると、私の部屋まで確認しに来ます。
「なにしてるんだ」
と。
学生・・高校までは、「勉強」で済ましていました。
大学は、この対策も兼ねて、アルバイトをこれでもかと入れていたので、
夜(21時半頃)に帰る → ご飯 → 風呂 → 寝るために部屋へ
という流れを作って逃げていました。
あとがき
まあ、監視と言いますか、私が何をしているかを隅々まで把握しようとしていましたね。
父は、いちいちケチをつけるので、遊びに行っても、欲しいものを買っても
「ああ楽しかった」
で済んだことが、一度もありません。
幼稚園とか小学生なら、まだわからなくはないのですが、
いい大人になった人間が購入するもの、することにいちいち本気で否定してくるのが、本当に嫌でした。
こんな親でしたので、子どものときは、当然好きなものなど買えませんでしたよ。
こうやって、子どものことを全て管理してしまうと、子どもは、自分で考えることをしなくなります。
私も自覚がありました。
周りの友人と違って自由がなく、何をするにも、まず最初に頭に浮かぶのが
「親がなんていうか。」
「親に聞いてみないと」
でしたから。
本当に、これは恥ずかしいことでしたね。
流石に社会人では、我が家は異常だ、と気づいていたので、話し合いで解決しようとしましたが、無駄でした。
自分(親)がそうしたいからするのです。
正しいとか、普通とか、関係ないのです。
話し合いなど無駄なのが毒親です。
話し合い・・・話が通じる、改善してくれるなら、毒親ではないです。
ここまで並べてきて、改めて思います。
私、よく20年以上あの家にいたなあ、とw。
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