てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

面接で給料を確認するのは失礼 という考えに疑問

就職面接において、給料のこと、待遇を聞くのは駄目だ。という意見があります。

私も、人材会社などの就職相談員の方によく言われました。

・・・。

これおかしいと思うのです。

生活に関わる、その後の人生に関わる大切なことなので、むしろ確認すべきことだと思います。

給料を隠しておいて、実際は低い給料でした。であれば

→会社辞める

となりますし、会社にとっても得にならないと思います。

給料は、生活、将来のことを考えたら、当然確認しておくべきことです。

将来のことを、先のことを考えられる方ならそこが気になるはずです。

それを否定するというのは、先のことを考えられない人が欲しいということでしょうかw。

 

生活のために働く

多くの方は、お金のために、生活のために働いている、と私は思っています。

会社がつぶれるorリストラがあった時に

「この会社で、この仕事ができないのがつらい」

なんて言葉、聞いたことありません。

「生活どうしよう」

こっちがほとんどです。

生活にお金が必要であるのが今の社会ですし、今後の生活、将来設計のためにも、給料を気にすることは当然といえます。

なのに、人生で大切な給料を面接で確認するのは失礼、どういうことなんでしょうか?。

何故聞いてはいけないのか。

 

聞かれたくないだけ

ネットで調べると、

「自分のことばかり考えている」

「待遇面ばかりで会社に興味がないのか」

とかいった意見が出ますが・・・。

いや、面接の場は、お互いの希望のミスマッチを防ぐ場でもありますから。

 

会社が応募者を選ぶように、応募者も会社を選びます。

前述したように、給料は、今後の生活に関わる大事なことなので、自分の想定している額がもらえるのかを確認するのは当然だと思うのです。

 

・・・。

まあ、自分達が提示する給料に自信がないから、そのように言うのでしょうね。

上記のように応募者が悪い、という風にして、自分たちの待遇の悪いところを隠したいのでしょう。

自分達にやましいところがあると、そこをついてくる相手が悪い、とするのは、性格悪い人たちの特徴です。

おそらく、給料を確認するのが失礼、とか言っている会社は、そういう会社なのでしょう。

 

恥ずかしくない給料を出している、という自負を持っている会社は、求人票でも面接でも、給与額をしっかり提示されています。

また、しっかりした会社は、こちらが確認するまでもなく、入社した場合給料がいくらになるか教えていただけます。

 

海外では給料を確認するのは当たり前らしいですね。

海外の方は合理的ですね。

日本もそのようになって欲しいものです。

 

給料を聞くべきと考えている会社もある

私の就職活動の経験でも、しっかりされている会社は、給料、その後の昇給等をはっきり提示いただけました。

また、給料が低いこと、昇給がないことをはっきり教えていただけた会社もありました。

 

そういった会社の方いわく

「これはしっかり伝えておかないといけない。双方納得の上で入社してほしいので。また、将来的に辞められたら意味がない、お互いに一番の損失なので」

「給料は、仕事で一番大事ですから、伝えておくべきことなので」

「生活、これからの人生に関わりますから、給料、待遇に関して何でも確認してください。」

だそうです。

 

これらの会社の方がよほどまともです。というより、これが普通であるべきです。

私は、こういう会社があることに、本当に安心しました。

こんな会社で働きたいですね。

 

あとがき

生活費などで、お金に困ったことがある身(現在も困っています)からすると、

「お金は重要じゃない」

「お金なんかより大切なものがある」

なんて、とても言えないです。(来月の家賃で悩んだこともあるので)

お金を軽く見ている方は、お金に困ったことがないんでしょうね。

 

また、給料額を気にしてはいけない、とか言う方に限って、お金を稼いでいないとかで、私のような低収入、非正規の人間を馬鹿にしてきます。(給料は重要ではないんじゃなかったんかい(笑))

そして、お金持ちを否定します。

・・・

めちゃめちゃお金気にしてるやん(笑)。

 

個人的には

「会社のために~、仕事のために~」

という言葉よりは

「お金のために働きます」

という方が信用できますね。

「会社のために~」は、ほぼ嘘でしょうし。

「お金のために~」の方が、当人自身のためにも、仕事を頑張ってくれそうです。