てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

我が家の毒親事情④ 子どもの失敗を喜ぶ親

我が親は、基本、子どもがすることを、何でも自分の言う通りにさせないと気が済まない親でした。 

それに逆らい、結果、上手く行かないと、

「自分が正しかった」

と大喜びします。

子どもの失敗を喜ぶ親など、親ではありません。

 

子どもの失敗を喜ぶ親

私は、親から応援されたことも、褒められたことも記憶にありません。

基本的に、私が自分で考え、やりたいと思ったことには反対し、責め立られていました。

そして、私が自分で判断して始めたことが上手くいかないと

「それ見たことか」

と、私の失敗を喜び、自分が反対したことを手柄のように言い続けます。

「親が正しいんだ」

と。

 

例えば部活。

私は、親が奨める部ではなく、自分がやりたい野球部に入りました。

結果は、レギュラー入りすることができませんでしたが、私なりに努力はしていました。(家での走り込み、素振りは当然のこととして、友人とノックをしあったり)

しかし、父親は、レギュラー入りできなかったことを喜び、

「だから、俺が言った方に入っておけばよかったんだ」

と。さらには

「野球部なんかに入りやがって」

「坊主になんかしやがって」

「外で走ったりしてみっともない」

・・・

上記の言葉、本当に言われた言葉です。

 

部活は一例ですが、他にも上手く行かなかったことは多々ありましたが、全て同じでした。

まず、満面の笑みで、

「ほら見たことか」

というのです。

この時の親の顔は大嫌いでした。

私が失敗したこと、自分(親)が正しかったことを、心底喜んでいることがわかる、満面の笑みで、本当に憎たらしい顔でした。

 

失敗した原因を探る、一緒に考える、慰める、触れないようにする、

なんてことはありません。

「親の言う通りにしなかったことが原因だ」、

「自分が正しかった」

ということを繰り返すだけです。

 

おそらく、今の私の状況(正規社員になれず、低収入の生活苦)も親は喜ぶと思います。

「ほらみろ。俺の言う通りにしなかったから上手くいかないんだ」

と。

 

子どもが失敗したことより、自分(親)の言ったことが正しかった、という思いばかりが強く、喜びがまずでてくるのです。

 

子どもの失敗を喜ぶ・・・今考えても最悪の親だったと思っています。

 

あとがき

上手く行かないことは、親の言う通りにしないから。

自分(親)の考えこそが絶対であり、正義なのです。

 

ちなみに、親の言う通りにして上手く行かなかった場合

「お前が悪い。言ったとおりにできていないからだ」

ですからね。

 

せめて、

「すまん。俺のいったことが間違っていた」

と言うのならば、まだましなんですがね。

・・・

いや、そんなこと言えるなら、そもそも毒親じゃないか(笑)。