てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

ご高齢で挑戦される方 私もかくありたい

たまに見聞きしますが、ご高齢にも関わらず、新しいことに挑戦される方は、本当に尊敬できます。

私の身近なところでは、既に亡くなっていますが、私の母方の祖父がそうでした。

定年退職後に新しいことに次々と挑戦し続けておられ、私は、祖父を尊敬しております。

 

高齢の方が新しいことに挑戦しているという例

ネット記事で見かけることがあるのですが、ご高齢で新しいことを始める方々が時折紹介されています。

どれも素晴らしいのですが、特に驚いたのは、ダンスをされている方とパソコン画像編集をされている方です。

 

60歳でブレイクダンスを始めた方

ブレイクダンスはストリートダンスの一つです。

かなり激しい動きもしますし、そもそもダンスは全身運動で大変疲れます。

それを60歳から始め、70歳を超えた今も続けておられる方がいます。

子ども、若い方に交じってダンスをされ、年齢などまったく気にしておられません。

ダンサー仲間との交流もあり、世界的に有名なダンサーから手ほどきを受けたこともあるとか。

現在も新しい技に挑戦中らしいです。

教えている先生はヒヤヒヤものらしいですがw

 

・・・

若い人に交じってダンスをするとか。

しかもかなり激しい動きを。

よく挑戦しようと思ったものです。

年齢で身体が動かない、とか言い訳せずに挑戦していく姿勢。尊敬します。

 

89歳自撮りおばあちゃん

この方は、72歳からカメラを始められました。

そこから、Photoshopを学び、写真を編集し、面白い画像を作られています。

HTMLを使用して、ホームページを作ったりもされておられます。

この方の考え

「やってみないとわかんない」

「やってみて面白いとわかる。嫌だったらやめるだけ」

「失敗を恐れたら何もできない。失敗して覚えていくもの」

「何もしなければ年をとっていくだけ」

 

画像を見ましたが、大変面白いですw。

PCスキルも素晴らしいです。

この年で0から学ばれているのは、頭が下がる思いです。

このチャレンジ精神は、昔かららしいですが、年とっても変わらない、というのがいいですね。

この方の考え方は、大変参考になります。

(主に、以前のやり方を踏襲するばかりで現状を変えようとしない政治家、官僚の方にいいたいw)

 

大人は、好奇心を否定する

大人になると、とにかく挑戦することを否定してしまいがちです。

・いい年してみっともない、という考え

・上手くいかなければ時間の無駄になると、無駄を怖がる

・リスクを先に考えてしまい、失敗することを恐れる

・そんな自分を年齢のせいにして、「仕方ない」

 

私の親がまさにこれでした。

何をやろうともしない。無理に誘っても、

「大人が必死になるのはみっともない」

といわんばかりのつまらなさそうな態度。

子どもの頃、親と遊んでも、そんな感じなのであまり楽しくなかったですね。

 

しかも、私の親の場合、これを子どもにも当てはめようとしてきました。

子どものころから

「やっても無駄だ」

「恥かくだけ」

というようなことを言い続け、

「挑戦するのがみっともない」

という考えを植え付けてきたのです。

(そのくせ、子どもに向かって「何もしたいことがないのか。つまらんやつだなあ」とか言ってましたね。いや、あんた、やりたいって言ったら黙るやん、否定するやんってw)

 

これとは逆に、母方の祖父母は、新しいことに積極的でした。

ワープロ、ゲーム、将棋、書道、絵等々、退職後に新しいことをどんどん始めていました。

子どもながらに、祖父母の方を尊敬していましたし、祖父母と話をする方が楽しかったです。

やりたいこと、面白いと思ったことを話しても、親は、「ふ~ん・・・」と冷めており、否定もされますが、祖父母は「それは何だ?」と興味を持って聞いてくれていましたので。

 

脳の老化

高齢者は、意欲、好奇心が低下しています。

高齢・・・40代頃から、脳の前頭葉は、委縮、老化していきます。

前頭葉は、知性、感情を司り、意欲、好奇心、創造性などに関わってるらしい。

これが老化することで、意欲を失い、定番のことだけをしたがるようになります。

 

と、一応、医学的な面から、年を取ると新しいことに興味を持たなくなる理由はあるみたいです。

とはいえ、この老化は、新しいことへの興味、驚き、感動に出会い、脳を活性化することで防ぐことができるらしい。

そういう刺激がないと、感情は老化していくものらしく、若いうちから新しい体験、刺激を受けていないと、脳の老化を早めることになるそうです。

 

・・・

つまり、

子ども、若者の挑戦を否定する人は、若者の脳を退化させているということです。

 

私の親がまさにこれです。

そして、その周囲の大人達のそのような言動に影響され

「無理」

「やりたくない」

「できるわけがない」

「いつものことをしていたい」

とかいう子どもたち。

脳が退化しているんですね。

 

やはり好奇心。

様々なところで言われますが、好奇心は大事ですね。

 

あとがき

こういった、高齢者の方が活動している話を聞くと思わず笑顔になります。

そして、できない理由を考えて、何もしない自分を恥じますね。

 

脳の老化どうこうよりも、人生楽しむために、こういった好奇心と行動力を持ち続けることが大切ですね。

私も、死ぬまで新しいことに刺激を受け続ける人生を送り、人生を楽しみ続けたいものです。