てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

業務時間外は、自分の時間である

米軍から見ると、自衛隊は時間にルーズ、という記事がありました。

日本人は、始まりの時間は厳守するが終わりがルーズであると。

 

米国では、業務時間外は、家に帰って家族と過ごすというのが当然。

自分の時間を優先する

という考えがあるそうです。

さらに

自分の時間を奪われることは、ストレス

という思いが強いそうです。

(・・・ってかこれ、海外に限らずほとんどの方はストレスだと思いますが)

 

私は、米軍の考えの方が好きですね。

業務時間はきっちりと。それが過ぎれば自分の時間。

 

私は、新卒社会人一年目こそ社内イベントに参加していましたが、二年目からは全部欠席していました。

社員旅行も欠席しました。

 

まあ、その時所属していた会社は、基本的に技術派遣・・・出向だったので、仕事上で自社の人間と顔合わせることもないし、断っても特に心配することもないという状況であったからできたわけですが。

派遣社員時も、派遣社員も交えた飲み会の企画が何度もあったのですが、私だけ全部欠席していました。

 

米軍と自衛隊の話

冒頭で出した記事の内容は、こんな感じです。

自衛隊と米軍のパーティが企画されていました。

しかし、とある理由により開始時刻が45分遅れました。

では、終了時間を45分ずらす、という発想を、普通は、します。

 

しかし、米軍には、その発想がなく、パーティ途中でも、元々の終了予定時刻にさっさと帰宅したそうです。(数人だけ残ったらしいですが)

パーティの参加は、命令であり、その時間は仕事であるが、その時間が過ぎれば自分の時間。

だから、帰るのは当たり前らしいです。

 

日本人は、なんとなく、その場の雰囲気で帰ると言えない、帰ることができない。

45分延長するのが当然という空気。

 

会社における時間のルーズさ

遅刻にはうるさいくせに、残業はさせる。終業時間は守らない。

ネットで「日本人は時間にルーズ」で検索すると、出てきたのがほとんど残業の話。

 

「始業5分前には出勤して仕事の準備をしとけ」

と言われますが、

「終業5分前に帰る準備をしとけ」

とは、言われません。

 

とはいえ、海外でも、残業が全くないわけでもないようです。

もちろん日本でも、残業をさせないように努める会社もあります。

会社による、ということです。

 

また、飲み会等の業務外の活動も挙げられます。

「なんで業務時間外まで拘束されるのだ」と。

 

私も会社の飲み、イベントは嫌いでしたね。

一年に一度、忘年会ぐらいならいいとも思いますが、事あるごとに飲み会があったり、休日に社内イベント、社内旅行に駆り出されるのが本当に嫌でした。

しかも、仕事が出向型で、普段自社の人間と関わることもなかったので、顔も知らない方ばかりで、さらに苦痛でした。

むしろ、出向先の飲み会の方が楽しかったぐらい。

 

まあ、会社としては、だからこそ、自社の人間との親交を図るためにイベントを企画していたのかもしれませんが。

 

無駄な残業の謎

会社の無駄に残業させるやつ。

あれは、なんなんでしょうかね。

本当に意味のない残業をさせる会社があります。

 残業がない→よし、なにか仕事を作ってやろう

って言い出す上司がいるのです。(資料作りとか)

・・・

いや帰ろうよ(笑)。

 

私の周りでは、そういう方については

「家に帰りたくないんだよ。家に居場所がないんだよ」

と冗談半分の笑い話にしていましたが。

(こういう残業をさせる上司は、大抵それ以外でも嫌われているので、こういう話をされる)

 

大学の研究室でも、(特に研究に情熱をかけているようにも見えない)教授がいつも朝から夜遅くまでいるのを見て

「家に居場所がないのでは?」

と、研究室仲間と冗談を言っていました。

 

何故か多くの人が強制する側になる

しかし、

若手の頃は、皆残業を嫌がり、飲み会なども嫌がっていたのに、しばらくすると、後輩に対して残業を強制する側の人間になっているんですよね。

「自分達がこういう思いだったから、自分達は強制しないようにしよう」

とならないのが不思議でなりません。

 

私は、基本的にこういうことはやりません。

そもそも、定時後に仕事を作るという発想がありません。

(早く帰りたいし)

 

あとがき

自衛隊に関しては、上記のような話がある一方で、

「自衛隊も時間を大切にしている」

という話も、探すとありました。

 

スケジュールが細かく決まっていて、17時終了。それをきっちり守っていると。

ちょっと調べたところ、どうやら、陸、海、空であるか、また部隊によって変わるようです。

「時間厳守。部下の時間を奪うな」

と厳命されるところもあれば、訓練or会議を長引かせる等、ルーズなところもあるとか。(時間厳守の部隊の方が優秀らしい)

 

結局、上司によるというところですかね。

・・・。

会社と同じですね。

 

私は、会社の飲み会に参加しませんでしたが、その態度が評価に影響する、ということは、ありませんでした。

ある時、会社の業績が悪化し、非正規のほとんどが切られたことがあったのですが、数人は契約継続となり、その数人の中に私も入っていましたし。

社員との仲も悪くなかったです。

 

しかし、飲み会をすること全てを否定しません。

居酒屋アルバイトの時、従業員の集まりには不参加でしたが、特によくしゃべり、仲良かった大学生とは一度飲みにいきました。(私この時28歳です)

アメリカ人も、飲み会自体は好きなようで、時間を忘れて朝まで飲むこともするらしいですからね。

あくまで業務命令、会社の場合の話です。