先日、書類を整理していたところ、昔、派遣で働いていたある会社の給与明細が出てきました。
すっかり忘れていた会社だったのですが、給与明細を見て思い出しました。
「そういえば、こんな会社に登録して派遣社員していたなあ」
と思いながら、ふとその会社をネットで調べてみました。
今また登録したら仕事もらえるかもしれない、とも思いまして。
で、ネット検索したのですが、普通なら、会社のホームページは、検索結果の最上位に表示されるのですが、全く出てこず
「あれ、見つからないなあ」
と思っていたら、あるページに
「○○株式会社、2021年〇月 破産申請しました」
と書かれていました。
これまで、ニュースで破産、倒産情報があってもどこか他人事でした。
しかし、自分がお世話になった会社が破産している、という情報を見ると、破産が他人事ではないものだと思えてきました。
こちらの会社は、主に小売り業界に人員を派遣していた会社なので、おそらくコロナの影響をモロに受けてしまったのでしょう。
私もコロナの影響で、当時非正規で勤めていた小売り店の仕事を打ち切られましたし。
この時、その店の売り上げは、コロナ前の半分以下になっていましたので、仕方なかったのですがね。
派遣会社ではあるのですが、悪い会社ではなく、小さいながらも対応がしっかりしていた会社であったので残念です。
また、かなり前に応募した会社の求人票が紛れ込んでいまして、こちらも調べてみたところ、こちらも倒産しているようでした。
応募時は確か、設立2~3年程度の企業であったはずです。
なんで覚えているかと言いますと、少し・・・いやかなりアレな対応をされた会社だったので、記憶に残っていたようで、会社名を見た時に思い出したのです。
まあ、こちらは、ずいぶん前の会社ですし、コロナ関係なく倒産したのでしょう。
こちらは得心がいっています。
「面接であんな対応をする会社なんだからそりゃ潰れるよなw」
と。
設立数年でそれなりの求人を出していたのですから、この時は勢いがあったのでしょうね。
調子に乗っていたのか、面接の態度も酷いものでした。
若い方でしたが、煙草をふかしながら対応し、横柄で、求人情報の内容はほとんど嘘であった、という感じでしたから。
なんといいますか、絵にかいたような調子にのっている人間、という感じでしたね。
まあ、それはともかく、お世話になった、自分が関わった会社が倒産しているのを見ると、なんともいえない気持ちになります。
コロナ倒産件数
新型コロナ関連倒産件数を調べたところ、
2022年11月までで、4486件とのことです。
これは多いのか少ないのか・・・。
実はコロナ関係なくいずれ潰れる会社だった可能性はないのでしょうか。
全体の倒産件数
2019年の倒産件数が約8300件
2020年の倒産件数が約7700件
2021年の倒産件数が約6000件
約 なのは、発表されるところによって、違いが見られたので・・・。
どれが正しいかわからないので、複数の数値から大体このくらいだろうという感じで書いています。
全体の倒産件数がコロナでむしろ減っているのは、コロナに対しての支援策によるものだと推測されているようです。
つまり、コロナ支援策によって、倒産すべき会社を延命させていることになりますね。
それもどうなんでしょう。
あとがき
2023年は、世界で景気後退の恐れが言われていますし、
日本は、来春あたりに倒産が増加するか、と言われています。
あくまで予想にすぎませんが。
予想なので外れる可能性もあります。
完全に予想できたら、誰も株で損しませんから。
最近では、サクマ式ドロップスの会社が廃業を発表しましたし、有名な会社も厳しいところが出てきているようです。
私は、10年以上就職に苦戦していることもあり、そこまで厳密に就職先を選んでいません。
そのため、次、就職できたとしても、その会社が倒産する可能性は充分あり、他人事ではないと思っています。