てるてる氷解ブログ

人生の氷河期を乗り越える  雑記ブログ

自然を見て一息  木造とコンクリート造

先日、散歩に行ってきました。

この時期、木の葉の色が変わり、そして葉は散っていきます。

葉の色が変わった木々、風により散っていく葉、という風景がものすごく綺麗でした。

また、葉が大量に地面落ちていまして、落ち葉が敷き詰められた道路、というのもこれまた良いものです。

さらに、その落ち葉をカサカサと踏みしめながら歩くことにも、気持ちの良さがあります。

 

ストレスは、自然を見ることで軽減されることが研究により明らかになっています。

人間も、元々は自然の中で生きてきた生き物なので、やはりそういう風景に落ち着きを感じるようです。

 

コンクリート住宅と木造住宅

風景だけではなく、住宅においても、自然・・・木造の方が、人は精神的に落ち着けるようです。

というより、コンクリートだと落ち着けない、ストレスを感じてしまう、というところでしょうか。

 

人の寿命

コンクリート(団地、マンション)に住む人の平均寿命は、木造住宅に住む人より9年短い、という調査結果があるようです。(島根大学)

 

マウスの実験

三種類の巣箱「コンクリート」「金属」「木材」を使用し、その中にマウスの赤ちゃんをいれ、その生存率を調べる、という実験が行われました。

その結果、20日目における生存率は

コンクリート  7%

金属      42%

木材      88%

 

コンクリートのマウスは、ほとんどが死んでいます。

また、ストレスによる異常行動も、コンクリートに入れられてたマウスには明らかに多く見られ、体重測定時にも、コンクリートのマウスは暴れまわり、逆に木のマウスはおとなしかったそうです。

 

校舎

コンクリート校舎の子どもは、イライラ、疲れ等の精神的障害が圧倒的に多く(3~7倍)、インフルエンザ流行時の学級閉鎖数が、コンクリート校舎の方が木造校舎の2倍になった、というデータもあります。

 

また、コンクリート造は、人の体温を奪う、とも言われています。

 

この調査結果を見る限り、校舎は全て木造にすべきですね。

精神的なものへの影響も大きいようなので、コンクリートに囲まれた暮らし というのは、あまりよろしくないのかもしれません。

 

あとがき

私も賃貸の内見で、コンクリートの部屋を見た時、何か圧迫感を感じた経験があります。

今回紹介した調査結果もふまえると、コンクリートの部屋に住むのは精神的によろしくないみたいですね。

 

・・・

とはいえ、木造の場合は、防音の面で不安があるのですよね。

私は、これまで騒音に悩まされてきましたので、次はコンクリートがいいなあ、と思っていました。

しかし、この調査結果を見ると・・・。

せめて、窓の外の見晴らしがよく、自然風景が見られる ところにするとか、ですかね。

 

一人暮らしの理想は、木造一軒家、借家 なのかもしれません。

まあ、それはそれで、防犯の面に不安が残るのですが・・・。

 

一長一短です。

何を優先するか、ですね。

 

これから冬になり、木は裸になりますが、それはそれでまた風情のあるものです。

昔読んだ漫画で思い出したセリフがあります。

「春は夜桜、夏には星、秋に満月、冬に雪。それで充分酒は上手い。それでも不味いのなら、それは自分自身の何かが病んでいる」

確かに私も精神的に病んでいる時、風景に美しさを感じませんでしたが、現在は、風景を楽しめています。

多少は、回復してきた、ということでしょうか。