少し前から、スーパーにおいて、今まで柿が置かれていた場所にみかんが並び始めました。
日本の冬といえば、こたつにみかん、という印象です。
スーパーでバイトをしていた時も、みかんはよく売れていました。
箱で買われる方が結構多かったように思います。
バナナといい、みかんといい、日本人は、皮をむくのは面倒に感じないようですね。
逆に切る必要があるものは、面倒なのか、バナナほど売れていませんでしたね。
みかんは、冬になるとガンガン売れてました。
みかんの栄養
みかんで注目される栄養
・ビタミンC
・β-クリプトキサンチン
・ビタミンP(へスぺリジン)
・GABA
ビタミンCは、言うまでもない必須栄養素ですね。
・β-クリプトキサンチン
骨の代謝を助ける。
骨粗しょう症、生活習慣病のリスク低下。
・ビタミンP(へスぺリジン)
毛細血管を拡げたり、血管の壁を強くする、血流促進。
白いスジに含まれる。
ただ、吸収効率が悪いらしい。
・GABA
ストレスの緩和。
睡眠の向上。
血圧正常。
機能性表示食品
三ケ日みかん(温州みかん)は、「機能性表示食品」です。
β-クリプトキサンチン、GABAの成分の機能性が認められ、機能性表示を許されています。
以下、機能性表示食品について、消費者庁説明文。
ーーーーーー
・「脂肪の吸収をおだやかにします」など、特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)という食品の機能性を表示することができる食品。
・安全性の確保を前提とし、科学的根拠に基づいた機能性が、事業者の責任において表示されるもの
ーーーーーー
三ケ日みかんは、2003年から12年にわたり、みかんと健康の関係を調査し、骨粗しょう症予防に効能があるというデータを得たそうです。
三ケ日みかんだけでなく、有田みかんも認められているそうです。
ちなみに、効果を得るのに必要な食べる量は、一日3個とのことです。
あとがき
機能性表示食品、というものを、私は初めて知りました。
これは、2015年から始まったものらしいです。
まあ、この制度、「事業者の責任において、消費者庁へ届けられたもの」 であり、消費者庁の個別の許可を受けたものではないそうです。
国が審査し、許可しているものは、「特定保健用食品」です。
・・・
なんかややこしいですね。
なんかこう、もっとわかりやすくできないものなんでしょうか。
「許可」「届け出」の違いとか・・・。
「届け出」は、届け出られたら、右から左へ機能性表示の許可が出るのでしょうか?。
いや、許可ではないのか?・・・
わからん。
いろんな制度を見てて思いますが、国は、「わざとか!」と思うほど、一目でわからないようなものを作りますよね。