コオロギを給食で食べさせた、というニュースで騒ぎになっています。
私も目に入ったので、その記事を読んだのですが・・
「正直、そんなに非難することなのか・・・」
と思いました。
謎のコオロギ推し、とか言われていますが、私は聞いたことがありません。
私が無知なだけで、世間では、意味不明なコオロギ推しがそんなに進んでいたのでしょうか。
そして、この学校は、私が情報を見つけていないだけで、何か酷いことをしている学校なのでしょうか。
この学校も、ここまでの騒ぎになって戸惑っているようです。
今回のコオロギ問題
確認したところ、
・この高校の専門科、食物科で”集団給食”という授業
「生徒が調理した給食を、生徒や職員がチケットを購入して食べる」
というものがある。学食のようなものであり、今回のコオロギは、これで提供した。
一般の給食のように全員に強制的に食べさせているものではない。
・生徒が食用コオロギを食べるゲームをしていた。
それを見た教諭は、子どもの順応性に関心し、自分でも食べてみたら案外美味しかった。
それで授業で扱ってみようと考えた。
・食物科の授業として生徒からの理解もきちんと得ていた。
・保護者からの苦情は、騒がれてからも一件もない
という内容です。
・・・そこまで騒ぐことなのでしょうかね。
私としては、食べたくありませんが(笑)。
強制されていたわけでもないようですし、別によいのでは?と思います。
見た限り、学校内部では全く問題になっておらず、外で騒いでいるだけのようですね。
私は、食物科と聞いて、むしろ感心しました。
「食物科というだけのことはある。食に関わるのなら虫も食べるのか。食への探求心がすごい。流石だなあ」
と。
世間の反応
なんか、反応を見ていると、
「利権が~、補助金が~」
「牛乳捨てている現状があるのにコオロギ食べるのか」
「食品問題には無意味」
というものがあります。
補助金、利権
利権、補助金は、よくわかりません。
ただ、ちょっと調べてみたところ、デマのようですね。
牛乳の廃棄
これはこれで問題だと思いますが、今回、この高校でコオロギを食べたこととは関係ないのでは・・・。
この高校が牛乳を捨てて、コオロギ食べることを推奨していれば別ですが。
食品問題には無意味
今回のコオロギも、教師は、
「食の抱える課題や環境に関していい教材になるのでは」
と言われていますが、コオロギでそれらを解決しよう、とは言っていないように思うのですが・・・。
まあ、ある意味、世間がそういう議論をしているので、食品問題を考えるきっかけの教材としては、成功だったのかもしれません。
・・・生徒ではなく世間が、学校どころか日本が議論しはじめちゃったよ。
・・・
まさかこれが狙い(笑)!
あとがき
食品に関しては、私も思うところがあります。
スーパーでアルバイトをしていた時、期限切れの食品を廃棄したことが何度もあります。
あれは、本当に苦痛でした。
正直、
「捨てるぐらいなら割引で売ればいいのに」
とか、
「捨てるなら全部私にください。もしくは格安で売ってくれ」
と思ってました。
(この頃、一日食パン1枚のみ、という生活していました)
また、居酒屋でも、
客が大量に残しているの片付けながら、
「もったいない」
「なんで注文した」
と思ったものです。
・・・まあ、アルバイト仲間の一人は、片付けながらつまみ食いしていましたが
(それはそれで「よく他人が半端に手を付けたものを食えるなあ」と思いましたが)
この経験から、私は、食品を扱う仕事はできないなあ、と思いました。
食品を捨てるのは、本当にストレスでした。
激務、人間関係とは別の意味で鬱になりそうです。
・・・
それとも、これも何年、何十年もやっているうちに慣れてしまうのでしょうかね。
話を戻して、
最近は、ちょっと騒ぎすぎなものが多いように思います。
もちろん、騒いでいるのは一部の方だけでしょうけども。
その一部の批判意見が、実際に力を持って世間に影響、反映されだしているのが、ちょっと怖いですね。
(別に謝るようなことでもないのに、一部の批判意見で、企業が謝罪する、ということもありますし)
その批判の元となっている情報も、まるでマスコミのように、一部を切り取った印象操作、デマのような情報もありますからね。