うつで休養中、本当にブログをしていてよかったと思っています。
・やることがあった
・ポジティブに考えられた
・うつと向き合えた
「やらなければいけない」という考えは、うつには良くなく、静養するのが良いとされているのですが、何もしていない一人の時間が長くなると、どうしても思考がネガティブになります。
その点ブログは、「やらなければいけないこと」ではなく、「やりたくて、気が向いたときに書く」ものでありましたし、ブログに書くために考えをまとめることで、自身の状態と向き合うことができました。
また、ブログに書くために、新しいことを調べる気力も湧きました。
ブログをしていなければ、もっと酷い状態が続いていたかもしれません。
やることがあった
ブログは、「やらなければいけない」ことではなく、空いた時間に「やりたい」と思えるものであったことが、良かったように思います。
けだるさで、何もやる気が起きないときもありましたが、そういう日ばかりではありません。
その時に、一日中何もせずじっとしているのは、つらいものです。
また、一人でいる時間が長いと、心配事、悩み事等、ネガティブなことばかり考えてしまいます。
その点、私には、ブログがありました。
さらに、過去記事を修正する、という作業もありました。
この作業時間中は、ブログのことばかり考えていられました。
そして、やらなければいけないことではないので、だるくなったら、中断して休んでいればよかったのです。
焦らず、気楽にできるものとして、丁度いいものでした。
なんだかんだでブログのことを考えていましたし、心配事ばかり考える時間が減っていたと思います。
ポジティブな考え
「ブログに書く以上は、暗い話、愚痴ばかり書くのもあれだしなあ」
と考え、なるべく冗談っぽく書いてみたり、ポジティブな考えに変換するように心掛けていました。
結果として、うつ状態でありながら、結構ポジティブな思考になっていたように思います。
ネガティブな思考って、際限なく続いていくんですよね。
仕事しないといけないけど、身体が動かない
→仕事どうしよう
→就活もできない
→将来、人生終わってる
→なんでうつになるんだ
→自分が弱いからと、弱い自分を責める
→こんな自分を雇ってくれる会社があるわけない
→・・・
こうなってしまう時間が、ブログによって、かなり防げていたのでは、と思います。
うつと向き合えた
ブログに書くために、自分の今の状態を考えることで、うつと向き合うことができました。
うつは、自覚した時点で治療が半分終わっている、とも言われています。
病院には、誰かに言われて、または、連れてこられてきた方は、うつ病であることが多く、自分の足で来られた方は、うつ病でなかったり、うつ病であっても軽度であったりする場合が多い、という話も聞きます。
そして、重症でも、自分の足でこれた方は、その時点で既に治療の半分は終わっていると。
自覚することが大事らしいです。
私の場合、うつではなく、不眠症で受診したら、うつ病だと言われました。
最初は、信じられませんでしたね。
うつの症状を聞いても、
「それは、不眠のせいではないですか?」
と、医者に何度も確認していましたし、不眠だからだと思っていました。
(正直、最初は、通院させるために、うつと診断したんじゃないかと疑っていました)
しかし、改めて、自分の状態をブログに書くためにまとめてみると、
「ああ。自分は、うつだわ」
と自覚し、うつ病と向き合うことができました。
実際、強力な睡眠薬を処方してもらっても不眠は治りませんでしたが、うつ病の薬を併用したとたんに眠れるようになりましたからね。
ブログでまとめることで、うつ病と向き合えたように思います。
あとがき
ブログを書くという作業が、うつ病になる前から習慣化していたおかげで、うつ療養中も、やることがありました。
これは大きかったと思いますね。
特に過去記事の修正は、300以上の記事全て修正するのに、結構な日数がかかりました。それだけの日数、やることがあった、ということなので、最初は面倒でしたが、結果的にはよかったですw。
まだまだ本調子ではなく、ブログを書いていても、集中力が長続きせず、休み休み書いていますが、自分のペースで、焦らずにやっていこうと思います。
ブログは、うつのリハビリになっているように思います。