薬で歯を生やす薬の治験が、大阪の病院で開始されたと発表がありました。
世界初となる薬であり、2030年の実用化を目指す とのことです。
素晴らしいニュースですね。
歯は、基本的に、子どもの時に生え変わり、それ以後はずっと同じ歯で生きていかなければなりません。
虫歯や事故などで、一度歯を失えば、二度と戻ることはありませんでした。
その常識が変わる可能性があります。
失った歯の場所に綺麗に生えてくるのか、隣の健康な歯を押し上げたりしないのか、歯並びなど疑問点もありますが、期待したいところです。
歯が生える という希望
我が家では、
歯は、虫歯になれば歯医者で治療すればよい
という考えでした。
私は、虫歯は、治療ではなく、歯を削っているだけであり、削られたものは再生しない、ということを早くから知っていたので、歯を大切にしようとしてきました。
しかし、自分の無知、歯医者選択を間違えた、等の理由で、3本もの歯の神経を抜くことになってしまいました。
神経を抜くことになったときは、大変ショックを受けました。
自分では大切にしてきたつもりだったのに と。
神経を抜いた歯は、もろくなり、いずれヒビが入ったり折れる、抜歯する可能性があります。
歯を失ってしまう未来しかないのです。
しかし、こうやって失ってしまった歯を生やせることができるようになるのならば、大変嬉しいことです。
未来の見通しが、
歯が無くなるしかない
という絶望から
無くなっても歯を戻せる
という希望に変わるのですから。
あとがき
歯が再び生えないのは、人間の欠陥の一つだと思っていました。
一度虫歯になるとどうしようもない、なんて。
皮膚みたいに再生し続けてくれよ、と何度思ったことか。
ただ、それが医療の進歩で改善できるのならば喜ばしい限りです。
是非とも、研究が進むことを期待します。
最終的には、歯を再生できるようになればいいですね。
虫歯になっても、削った後に、削った部位を再生できるようになれば最高ですね。