最近は、過ごしやすい気候です。
暑くもなく寒くもなく、晴れの日は本当に気持ちがいいです。
先日、散歩に行きまして、視界の開けた場所でぼーっと空、雲、遠くの木々を見ていまいた。
何も考えずに。
そして、ふっと我に返って時間を確認すると、40分も経ってました(笑)。
自然を見つめるのは、ストレスに良いと聞いていましたが、この”何も考えない時間”もストレス、脳を休めることに効果あるのでしょうかね。
調べてみたところ、ぼーっとすると、脳はむしろ活発に活動しているとのこと。
そして、想像力が高まるらしいです。
確かに私も、ブログに書く内容について、散歩中or帰宅後に「これを書こう」と思いついていますね。
脳内整理をしている
何も考えず、ぼーっとしている間、脳内では、記憶を整理しているらしいです。
DMN
DMNとは、脳が意識的な活動をしていないときに活性化する脳の回路です。
ぼーっとしている時に活発になるということです。
逆に、何かに集中している時は、DMNは非活性状態です。
このDMNを活性化することによるメリットは、脳内情報が整理され、創造力が高まることです。
情報の整理
DMNが働くことで、脳内の情報が整理されます。
そして、情報が結びつきやすくなり、創造力が高まると言われています。
また、記憶力を高める・・・というより、DMNが非活性であると記憶力が低下します。
脳内情報が整理されておらず、インプットされる情報が脳に定着しづらくなるためです。
これで思い出した話があります。
アメリカのとある有名企業は、社員に長期休暇、バカンスを取ることを推奨しています。
仕事から離れることで頭をリセットできるため、としています。
実際、バカンスをしてきた社員のほとんどが、画期的、独創的なアイディアを持ってくるそうです。
ぼーっとする時間のデメリット
脳が疲れます。
DMNが活性化している時のエネルギー消費量は、脳全体の6割~8割らしいです。
一日中ぼーっとして脳を休める、というのは実は、脳は休まっていないみたいですね。
むしろ過度にその状態を維持することで、逆に脳が疲れるとのこと。
また、注意力が散漫になる等のデメリットもあります。
やり過ぎても駄目だということですね。
まあ、当然です。
一日中ぼーっとしてたら、何やってんだ ってなりますし。
休みすぎても、逆に脳が疲れるので駄目だということですね。
ぼーっとする時間は必要
忙しさの合間に空白時間を作ることが重要みたいです。
空白時間は、それ以外で燃えるための準備、エネルギーだと。
ぼーっとしている時間は、注意力が散漫になるといっても、忙しすぎても注意力は散漫になりますし、集中力も低下します。
ぼーっとする時間があるからこそ脳内が綺麗に整理され、DMN非活性時の集中力、高い生産性が発揮されるというわけです。
脳の切り替えが大事、というわけですね。
行き詰った時は、ぼーっとすることで、新たな考えがひらめくことがあるかもしれません。
焦らず休みましょう。それは必要な時間です。
行き詰っている人間がいたら休ませましょう。
・・・
朝から深夜まで and 休日出勤させる企業・・ブラック企業は、最も生産性の悪いやり方だということです。
・・・ああ。ブラック企業は創造性など求めてないし、優秀な人間は不要で、長時間働く生産性の低い人間、思考が固まった言いなりの人間を求めているので、これをブラック企業に言っても無駄ですね。
むしろ、何も考えてない脳内がぐちゃぐちゃの人間を求めてそうですからね。